B型だもの。

分散化していく世界の片隅で。

カテゴリ: 面白い本

スパゲティをつくるのが幸せなら、人生は大体幸せだと思う

マンガごはんの再現レシピブログにハマって、最近スパゲティをつくるのが楽しくて仕方ない。 マンガに出てくる美味しそうなスパゲティベストといったら、やはりこれか。 ジョジョの娼婦風スパゲティとか。 美味しんぼのニンニクスパゲティとか。 (アワビの …
続きを読む

歴史を学ぶことは贅沢である。 まず、歴史を学ぶことによって、目の前の現実が何層にも奥行きを増す。 ヨーロッパの建築や絵画を観るときに、キリスト教の歴史を知っていれば幾層にも理解が深まるように。 単位であれ活版技術であれ、その成り立ちの歴史を知ること …
続きを読む

「dancyu」を購読しなくなって何年経つだろう。 2002年から2004年頃の「dancyu」は最高だった。ロオジェみたいなグランメゾンから「唐辛子特集」「缶詰特集」のようなマニアックな企画まで、超高級グルメからB級グルメの、とにかく「一流」が序列をつけずに並べられていた。 …
続きを読む

安藤忠雄さんと松岡正剛さんの本の中で、とても好きなエピソードがある。 例えば、街を歩いて空き地などを見つけると、「自分ならここに、こうつくる」とか、「ここが、こう開けていたら、面白い風景が出来るだろう」と言う具合に、自由気ままにスケッチを描く。頼まれもせ …
続きを読む

村上春樹のエッセーに出てくる「小確幸」という造語がある。たとえば洗濯した下着がきちんと畳まれて箪笥に並べられていること。喉が渇いている時の一杯のビール。小さいけれども確かな幸せ。 年末に暖かい家の中でゴロゴロしながら村上春樹の新刊を読むのは、まさに小確幸 …
続きを読む