B型だもの。

分散化していく世界の片隅で。

カテゴリ: 面白い本

なんとなくタイトルを聞いたことはあるが、読んだことのない本というのがある(たくさん)。これも、そうした本のひとつ。なぜ、これまで読んでいなかったか、と後悔する、圧倒的な面白さ。産経新聞の記者だった著者は、1975年3月、かつての駐在先だったベトナムに戻る。そし …
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「The MFA is the new MBA」(MFA=芸術学修士は新しいMBAである)というタイトルの記事が「ハーバード・ビジネス・レビュー」に掲載されたのは、2008年のことだった。世界のエリートが、ビジネススクールではなく、ロイヤルカレッジオブアートやメトロポリタン美術館へと向か …
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小林秀雄「美を求める心」の中の一節が好きだ。例えば、諸君が野原を歩いていて一輪の美しい花の咲いているのを見たとする。見ると、それは菫(すみれ)の花だと解る。何だ、菫の花か、と思った瞬間に、諸君はもう花の形も色も見るのを止めるでしょう。画家は皆そういう風に …
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昨日のブログでシェアした「天才の世界」が非常に面白かったので、今日もあれこれ考えている。興味深いのは、湯川秀樹が「天才」として挙げている4人のうち、2人が「多芸型」の天才であるということだ。弘法大師(空海)とニュートン。真言宗の開祖であり、嵯峨天皇・橘逸勢 …
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以前、尊敬する人から聞いて忘れられない言葉がある。この本を読んで、その言葉を思い出した。「自分が成功しているとしたら、それは鬱屈した10代、20代があったからだ。ひたすら本を読み、音楽を聞き、自分の中のプールに水を注ぎ続けたからだ」弘法大師。石川啄木。ゴーゴ …
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