B型だもの。

分散化していく世界の片隅で。

何年か前、初めて個人事業主として見積を出した時のこと。

「ベースの時給はこんなもんで、これくらい工数かかるから」と値付けしたら、相手の社長から「あなたが何時間働いたかに興味はない」といわれたことがある。

「大事なのは、いくら利益をもたらしてくれるかです。だから、もっと請求してくれていいんです」と。頭をぶん殴られた思いだったし、言い表せないくらい感謝している。

働き方改革の話を聞くたびに、そのことを思い出すのは、リモートワークとかみたいに「プロセスではなく成果で評価する」話と、「サービス残業をなくして、働いた時間分の対価を獲得しましょう」「正規非正規の格差をなくすために同一労働同一賃金の実現を」とゆー時給遵守の話が、なんとなく混在したまま議論が進んでいるからだと思う。

前者は経産省が、後者は厚労省が、それぞれの責任の元に旗振り(=縦割りで管轄)している。

成果で評価するのか。時給換算で労働者を守り続けるのか。

この議論がどこかで統一されない限り、在宅ワークの従業員がPCの前にいるかどうかを監視するマシンのよーなわけのわからんものが開発されて、現場は疲弊していくのだろう。

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