LINE執行役員の田端信太郎さんの投稿が印象的だった。
そして帰りにTwitter見てたら、こんなツイートが。
なんか、いろいろ考えさせられる。
これまで副業が禁止されていたのは、法的根拠もない、企業による社員の囲い込みだった。そのために雇用流動制が失われ、社員は理不尽な異動や転勤にも従わなければならなかった。
そのかわり、一度(大企業に)就職さえすれば、解雇は制限され、よほどのことがなければ定年まで決まった禄を食むことができた。
もし副業解禁が普及すれば、優秀な人材が転職することなく労働市場に参入できる。そういう人たちを週10時間とか週20時間とか、業務委託とかで活用できるようになれば、経営側が正社員を雇用するインセンティブは希薄化していく。
副業解禁は、権利の保証であると同時に、武士から苗字帯刀を取り上げたのと同じように、ある層から既得権益を剥奪していくのかもしれない。
それが生産性とワークライフバランスの向上をもたらすのか、大いなる格差を生み出すのかは、まだわからずにいる。
そして帰りにTwitter見てたら、こんなツイートが。
もっと正社員側の人達から「副業禁止規定の緩和はやめてください!」って声が上がってもいいと思うんだけど、意外とそうはならなくて、むしろそういう人たちほど副業禁止規定の緩和を率先して喜んでいるからおもしろい現象だなと。みんな今の給料のまま「副業OK」になると思ってる。そんなわけない。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年1月12日
優秀な人はドンドン会社の枠を超えて仕事を取っていくし、そうすることで優秀な人にもっと仕事が集まるようになるし、そもそも正社員として雇うという発想自体が雇用する側からなくなり、パラレルキャリア前提の雇用が当たり前になる。
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2017年1月12日
なんか、いろいろ考えさせられる。
これまで副業が禁止されていたのは、法的根拠もない、企業による社員の囲い込みだった。そのために雇用流動制が失われ、社員は理不尽な異動や転勤にも従わなければならなかった。
そのかわり、一度(大企業に)就職さえすれば、解雇は制限され、よほどのことがなければ定年まで決まった禄を食むことができた。
もし副業解禁が普及すれば、優秀な人材が転職することなく労働市場に参入できる。そういう人たちを週10時間とか週20時間とか、業務委託とかで活用できるようになれば、経営側が正社員を雇用するインセンティブは希薄化していく。
副業解禁は、権利の保証であると同時に、武士から苗字帯刀を取り上げたのと同じように、ある層から既得権益を剥奪していくのかもしれない。
それが生産性とワークライフバランスの向上をもたらすのか、大いなる格差を生み出すのかは、まだわからずにいる。