B型だもの。

分散化していく世界の片隅で。

LINE執行役員の田端信太郎さんの投稿が印象的だった。

そして帰りにTwitter見てたら、こんなツイートが。
なんか、いろいろ考えさせられる。

これまで副業が禁止されていたのは、法的根拠もない、企業による社員の囲い込みだった。そのために雇用流動制が失われ、社員は理不尽な異動や転勤にも従わなければならなかった。

そのかわり、一度(大企業に)就職さえすれば、解雇は制限され、よほどのことがなければ定年まで決まった禄を食むことができた。

もし副業解禁が普及すれば、優秀な人材が転職することなく労働市場に参入できる。そういう人たちを週10時間とか週20時間とか、業務委託とかで活用できるようになれば、経営側が正社員を雇用するインセンティブは希薄化していく。

副業解禁は、権利の保証であると同時に、武士から苗字帯刀を取り上げたのと同じように、ある層から既得権益を剥奪していくのかもしれない。

それが生産性とワークライフバランスの向上をもたらすのか、大いなる格差を生み出すのかは、まだわからずにいる。
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