以前から行きたかった西麻布「カルネヤ・サノマンズ」。
神楽坂の名店「カルネヤ」と静岡の肉卸店「さの萬」による熟成肉イタリアン。西麻布交差点のほど近く。
目当ては、まずこれ。タルタルステーキとカルパッチョ。
カルパッチョが特に旨かった、しっとりと滑らかな舌触り。官能的な旨み。
萬幻豚ベーコンのシーザーサラダ。取り分けてくれる。サラダのドレッシングに燻製した肉の脂と旨味が合わさる。肉の香ばしさ。噛みごたえ。
メインは、名物の熟成肉Lボーンステーキ、それにフレッシュビーフの食べ比べということで、盛り合わせてもらう。
Lボーンステーキは2人前でこのボリューム。 3人で十分。
ナイフで切って口に運ぶと、表面がさくりと崩れ、レアの赤身肉から旨味がほとばしる。生ではない、けれども血の滴る芸術的としかいいようのない焼き加減。
ひたすら黙々と食べ、たまに「旨い・・」と誰かが独り言のようにいう。天国に昇るような心地。
3人でおなかがいっぱいになってしまった。カツレツもハンバーグもカルボナーラも食べたかったのに。
ランチは1000円くらいからあるから、ずいぶんリーズナブルだ。カルボナーラやカルパッチョもあるから、行ってみよう。
でも、安くはないけれど、頑張って働いて、またワインを開けて、至高の肉宴に酔い痴れたい。