B型だもの。

分散化していく世界の片隅で。

高城剛といえば、ハイパーメディアクリエイターとかいうよくわからない肩書の持ち主であり、沢尻エリカと浮名を流したチャラい感じの人。そういうイメージしかなかったものだから、この本を勧められた時、やや懐疑的だった。

本書は3年半前に出版された「LIFE PACKING」の続刊。私が知らなかっただけで、高城剛といえば「持たない生活」の大家(?)のような存在なのだった。

「アイデアは移動距離と比例する」と断言し、すでに家さえ捨て、この半年間だけでも30カ国以上を旅したという著者の「パッキング術」。

写真が豊富で、モノの具体的な品番や価格が掲載されているので、身軽な旅行や生活を提案してくれるカタログみたいにパラパラと読める。 
どこでも仕事するためのガジェット情報も豊富。
LCCの普及で、2万円でヨーロッパにも行けてしまう時代。誰かが言っていたように、世界を見たいと思ったら、チケットを買って空港に行けばいい。

思い立ったら、知らない国を訪れ、そこで生活してしまう。誰もそんな自由を持っているのだと気づかされる。デイパックに少しの着替えと生活用品、それに必要なら仕事道具を詰め込んで。

明日はモスクワの赤の広場でロシアンティーを飲みながら仕事しているかもしれないし、イビサのクラブで遊んでいることだってできる。そんな自由のためのガイドブック。



 
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